トピックス

世紀の大発見!博物館資料が大きくはばたく時

 2006年、当時学芸員になって間もない私は、京都市内のとあるマンションの一室でとても緊張した場面に直面していました。それは、鳥取県立博物館で『古今(こきん)童謡(どうよう)』という江戸時代のわらべうたを集めた古書の購入 […]

148号

とっとりNOW148号12月1日発行

巻頭特集 こだわりの空間でお気に入りの一冊を~心潤す〝まちライブラリー〟~ 一冊との出合いが、時に人生を変えることもある。県内のまちのそこかしこには、その出合いの可能性がある図書館が点在しており、個性的でありながらくつろ […]

読者プレゼント応募フォーム

『とっとりNOW』148号読者プレゼント募集中

下記応募フォームに必要項目を入力して送信してください。たくさんのご応募お待ちしています。2025年12月31日締め切り。

おいしいふるさと

 あれはもう四半世紀も前のこと、東京で一人暮らしを始めたばかりの秋だった。下宿近くのスーパーで、初物の梨が山積みにされているのを見て、私は激しい衝撃を受けた。  売り場が、茶色で溢れていたからだ。  鳥取の梨農家の孫に生 […]

タカハマカフェ

鳥取砂丘で味わう甘辛焼肉バーガー

鳥取砂丘の目の前にある#タカハマカフェは、世界的な建築家・隈研吾さんが設計した独創的な雰囲気と地元食材を使ったメニューが人気。おすすめは「鳥取和牛焼肉バーガー」。上品な甘さと旨みがたっぷりの肉に自家製ジンジャーと甘辛タレ […]

NOW147号

とっとりNOW147号9月1日発行

巻頭特集 輝き失せぬ〝天空の要塞〟~未来へつなぎたい遺産「若松鉱山」~ 日本有数のクロム鉱山として知られる「若松鉱山」。標高約770mの山中にそびえるその姿は〝天空の要塞〟と呼ばれ、巨大工場や機械群がそのまま残っているこ […]

ひょっとこ

驚きの〝工夫〟が詰まった鳥取固有のカタツムリ

 下から見るとまるで〝ひょっとこ〟を連想させる形が特徴の極小カタツムリ「ヒョットコイトウムシオイガイ」を紹介します。  カタツムリは貝の仲間で、陸にすむ巻貝。この貝は直径4ミリ足らずの極小サイズながら複雑な形をしていて、 […]

消えゆく故郷のうた

消えゆくふるさとの詩

 「昔は良かった」と甘いだけの郷愁に浸るのはあまりにたやすい。多くの人はそれをときおり酒の肴(さかな)にし、そして忘れる。  スコットランド生まれの詩人によって、鳥取県の過疎地域への訪問やその住人たちとの対話から紡ぎ出さ […]

テラスザダイセン

特製ハム&ベーコンでWの美味バーガー

名峰・大山(だいせん)を臨む絶好のロケーションにある「大山ハム」ブランドの直売店、#テラスザダイセン。おすすめは、地元産小麦を使ったバンズに、特製のベーコンとソーセージがWで味わえるバーガー。程よい塩味とうま味が食欲をそ […]

NOW146

とっとりNOW146号6月1日発行

巻頭特集 心潤す世界の秀作名作ずらり~鳥取県立美術館 華やかにOPEN~ 今春、鳥取県の新たなアートの発信拠点として開館した鳥取県立美術館。バラエティーに富んだ名作展示のほか、あらゆる人がアートに触れる機会を設け、来館者 […]

眠りについた古城

 南北朝から安土桃山時代の日本では、津々浦々に城が築かれました。面積の小さい鳥取県でも、なんと500以上の城跡が確認されています。当時の城は、現代人がイメージするような天守閣や御殿などの建物を有するものはごく一部で、敵の […]

ヘリヤ記

〝もうひとつの世界〟を垣間見る

 山と海に囲まれた「ヘリヤ地方」に住む少年・アムナリウスは、中空にたゆたう《声たち》と対話しながら、いつもの陸上バスへ乗り込む。「公社」の人の指示のもと、小石を拾う作業に従事するために。  『ヘリヤ記』は、私たちが暮らす […]