鳥取県のグルメを知り尽くした男〝さっけー〟が、絶対食べて欲しい「推しグルメ」を紹介。ランチ限定という制約の中、どんな一品が飛び出すのか。まずは「カレー編」でスタート!
個性際立つヘルシーな一皿 【鳥取オムカレー】
鳥取市の住宅街にひっそりとたたずむ「洋食屋 スノーラスカル」は、地産の食材をふんだんに使ったカレーやオムライス、ハンバーグが評判の洋食店です。特にとろとろの卵で包んだオムライスにカレーソースをかけた「鳥取オムカレー」(1100円・税込)は、県産の牛肉や野菜、米を使用し、県中東部の名産「とうふちくわ」のフライがトッピングされた、〝鳥取ならでは〟を存分に満喫できます。
こだわりのカレーソースは、ニンジン、タマネギ、キャベツなどの野菜と肉を10~12時間、弱火でじっくりと煮込みながら、途中で余分な脂を取り除くため、低カロリーなのに味わい深いコクが絶品。また、リンゴやバナナを入れることで辛みがまろやかになり、子どもから年配まで食べやすいと人気です。米は県ブランド米の「きぬむすめ」を使用し、ふっくらモチモチの粒感で食欲がアップします。トッピングの「とうふちくわ」は、木綿豆腐と白身魚のすり身を合わせて作られた江戸時代から食されている練り物。フライにすることで、カリッ!プリッ!の食感がたまらない。やさしい味わいで、ソースや卵との相性もバッチリです。
「鳥取県のおいしいものを食べてもらいたい」と語る店主の前住安亮さん。カレーに添えるサラダにも、新鮮な野菜を使い自家製のゴマドレッシングをかけるなど、とことんおいしさを追求しています。
ちなみに、約7割の人が注文するという「オムカレー」シリーズは、このほかにもライスとルー2倍、卵5個分の「男気カレー」(1690円・税込)やエビフライ、ヒレカツ、ハンバーグから2品選べる「別嬪さんカレー」(1350円・税込)など多々あり。お気に入りを見つけてみてください。
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電話:0857-22-6750
住所:鳥取県鳥取市雲山115-40
営業時間:月曜~土曜 8:30~15:00(L.O 14:30)※、 17:30〜21:00(L.O 20:30)
日曜・祝日 8:30〜15:30(L.O 15:00、17:30〜21:00(L.O 20:30)
※第2・第3の月曜はランチのみ
定休日:火曜日
HP:https://snow-rascal.com/
さっけー(酒本勇太):文・写真
鳥取県の地域情報サイト「とっとりずむ」代表。「鳥取をもっと楽しく♪」をモットーに、実際に現地に足を運んで取材したグルメ・観光・生活情報が人気。2020年10月に、月間60万PVとSNSの合計フォロワー3万人を達成。
■とっとりずむ https://tottorizumu.com/