とっとり通信

「とっとり通信」2024年夏号

鳥取県のグルメ、観光、文化を紹介。PDFでご覧いただけます。 ■波乱万丈な人生を追体験 「水木しげる記念館」新装オープン ■ 「とっとり・おかやま新橋館」  リニューアル

定有堂

鳥取の町角に〝聖地〟があった日々

 2023年春、鳥取市の定有堂書店が閉店した。50坪のごく庶民的なたたずまいのこの店は、私にとって、そして全国の本屋好きにとって、燦然(さんぜん)と光る〝聖地〟だった。 出版社別や作者名の五十音順ではなく、棚のテーマに沿 […]

花房精肉店

肉屋の本気と肉汁あふれる正統派バーガー

肉のプロ、花房精肉店(米子市)が肉の魅力を究極に引き出した「和牛100%ハンバーガー」。うまみの濃い鳥取和牛のみで作った150gのビッグパティ、厚めカットのシャキシャキ野菜、ベーカリーとコラボの専用バンズと、おいしさの三 […]

鳥取通信

「とっとり通信」2024年春号

鳥取県のグルメ、観光、文化を紹介。PDFでご覧いただけます。 ■弥生人の生活がまるわかり 青谷町に史跡公園、オープン! ■ 楽しいひととき満喫  「鳥取交流会」

NOW141号

とっとりNOW141号3月1日発行

巻頭特集 儚く豊かな抒情的世界~〝旅する画家〟 小早川秋聲の生涯~ 1885年、鳥取県日野町の光徳寺の長男として生まれた小早川秋聲は、大正から昭和にかけて活躍した日本画家だ。戦争画家としての『國の楯』が有名だが、それ以前 […]

出合えたら奇跡!地中で生きるきのこ

 きのこは、地面や枯れ木に生えるのが一般的だが、地中に生える種類(地下生菌)もある。松林におけるその代表格がショウロ(松露)だ。マツと共生する外生菌根菌で、春と秋、下草のないきれいな砂地の若いマツ林や、樹下がコケや地衣類 […]

若冲を〝発見〟したアメリカ人

 その画家を知ったのは、1999年のこと。強烈な個性を放ちながらも、圧倒的なバランスと色彩感覚に裏打ちされた画面は、洋画にも日本画にも類を見ない唯一無二のものだった。  伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)(※1)。  すっか […]

ヘルシーとおいしーが融合の和風バーガー

米子市のヴィーガン料理店、日々の糧の「ライスバーガー」。もっちりとした玄米が、甘辛な照り焼きソースをまとった車麩を優しくサンド。海苔やシソのアクセントも効いていて、ヘルシーなのに大満足。これぞ〝ニッポンのバーガー〟絶品で […]

鳥取通信2023年冬号

「とっとり通信」2023年冬号

鳥取県のグルメ、観光、文化を紹介。PDFでご覧いただけます。 ■列車に乗らなくても楽しめる JR 米子駅がリニューアル! ■ 美しく愛らしい姿を間近で  オシドリの飛来シーズン本番

とっとりNOW140号

とっとりNOW140号12月1日発行

巻頭特集 おいしさ生み出す小さな立役者~地域にすむ発酵微生物~ 自然界のあらゆる場所に存在する酵母や菌類は、多様な発酵食品を生み出し、食生活を豊かにしてくれている。今、地域にすむ発酵微生物に焦点を当て、さまざまな新しい商 […]

kinoko

まるで別物!野生の姿にびっくり

 前号に続き今回も、食卓によくのぼる「エノキタケ」(榎茸)の特徴を栽培と野生の両面から紹介する。店頭に並んでいるきのこは、野生きのこを栽培しやすく収量性が高くなるように改良したものが、ほとんどである。 エノキタケは、晩秋 […]

日本の宝箱〝トーハク〟

 東京国立博物館。通称〝トーハク〟。  JR上野駅から上野公園内を歩いて数分のこの場所に、学生時代の私は何度足を運んだことだろう。長谷川等(とう)伯(はく)の松林図屏風、尾形光琳の八橋(やつはし)蒔絵(まきえ)螺鈿(らで […]